導入事例
食品卸 様(ルート営業)
ルート営業(ルートセールス)の発注業務改革をDXで推進。
BEFORE
- ルート営業(ルートセールス)の担当者が、小売店の店頭で発注書に数量を記入していた。
- 記入した注文書を、コンビニから本部にFAXしていた。
- 受信した注文書を担当者が入力していた。
AFTER
- 営業担当者は、発注用アプリ「Pittaly」を操作し、発注数量を入力送信するだけ。
- 発注情報は「Pittalyクラウドサービス」で集約。入力業務も無くなった。
ルート営業運用の課題を解決!Pittaly導入によるメリット。
ルート営業(ルートセールス)とは、営業担当者が既存顧客を訪問し、顧客との取引を維持・発展させていく営業方法のことです。食品卸のA社様も、営業担当者が顧客である小売店を巡回し、前回注文分の商品を納入するとともに、次回分の注文を獲得する、ルート営業としての営業スタイルをとっています。
A社様では、これまで次回補充する商品の発注業務に紙の注文書を利用していました。注文書には、あらかじめ商品名がリスト化されて記入されていますので、まずは発注数量を記入。そして、次の小売店に向かう道すがら、コンビニに寄り、注文書を本部に送信する。この作業を一日に何度も繰り返してきたと言います。
この運用の課題を整理すると、以下のようになります。
(1)注文書に記載されている数百もの商品のなかから、該当する商品を探すのが大変。実際、商品の選択ミス、記入ミスが発生したこともあった。
(2)次の小売店への移動中、わざわざコンビニに寄り、注文書を本部にFAXするのが面倒。。
(3)本部では、着信した注文書を、1枚当たり10分ほどの時間をかけて発注入力をしていた(入力に時間がかかるし、締め時間前は作業が集中する。入力ミス、モレも発生していた)
そこで、A社様ではこれらを解決すべくシステムの導入を検討。最初は、ルート営業の担当者にハンディターミナルを持たせ、現場から発注させることも検討しましたが、ハードウェアの調達費用やシステム構築費用の負担が大きいことから断念。新たに、ルート営業の担当者に連絡用として支給していたiPhoneを活用できないかと考えました。
A社様の情報システムのご担当者がインターネットで検索したところ、ユーザックシステムが開発するiPhone・Android用発注業務用アプリ「Pittaly(ピッタリー)」とPittalyクラウドサービスに目が留まりました。早速問合せたところ、店舗での発注業務用に開発されたPittalyが、実はルート営業にも問題無く活用できるとわかり本格的な検討を開始。現在では50台近くのiPhoneにPittalyをダウンロードし、ルート営業の担当者が日々、発注業務に利用しています。
Pittaly導入によるメリットは以下の通りです。
(1)商品の選び間違いや数量のご記入がほとんど無くなくなった。また、店頭での作業時間を減らすことができたため、その分を小売店の担当者との商談や情報交換の時間に充てることができた。
(2)次の小売店への移動中にコンビニに寄る必要がなくなり、効率的な訪問計画が立てられるようになった。
(3)本部では発注書の入力作業が無くなり、負担が大幅に軽減された。発注の締め時間も超えることがなくなり、その後の出荷業務も円滑に進むようになった。
ルート営業の発注方法は企業ごとにさまざまだと思いますが、ハンディターミナルによる発注をおこなっておられる企業様は、一度、スマホを活用した発注アプリを検討されてはいかがでしょうか。 以上、ルート営業におけるPittaly(ピッタリー)の活用事例をご紹介しました。本事例がお役立てば幸いです。